Nekiro(ネキーロ)の誕生
私は長年織物の機械を調整し上手く動くようにするサービスをしていました。
初めて和紙を見た時、「そんなに難しくはない」と思いました。なぜなら今までも
フラットヤーン(テープ状の糸)を、織ってきたからです。
ところが和紙は、甘くありませんでした!
何でか?と言うところを書くことはできませんが(企業秘密です)
やってもやっても、部分的に織れるところもありますが、1反(50m)
織ると欠点ばかりで商品になりません。
自分に腹が立って、持っていたハンマーで機械をたたいたら部品が壊れて
おお慌て!反省しました!
先日もお客様が来社して「なんで他社は和紙をテープ状で織れないのですか?」
と、聞かれ苦笑致しました。
かれこれ10数年和紙に携わり今でも、織れない時があります。
でも「Nekiro(ネキーロ)使ってみたら本当に良いよ!」とコメントを
頂き、作ってよかったと思います。
次回へ続く!
技術屋 岡田 功