· 

当たり前のことをしただけ!

令和6年1月1日能登半島を震度7の地震が襲いました、能登半島の中ほどにある七尾市も

和倉温泉や七尾市内も甚大な被害をもたらしました。そんな中七尾城山の中腹にある

料理旅館七尾城がいち早く無料のお風呂や炊き出しを始めました。

大津波警報が発令され、気が付くと旅館の周りに40~50人の避難者が居てすぐに館内に

招き入れ布団やストーブを用意し、お風呂とおにぎりを提供して休んでもらったそうです。

この時市内は断水でトイレもお風呂も使えない人や家が倒壊してしまった人も多く居ました

このことがSNSで拡散して翌日の朝から電話が鳴りやまず、1日中ご飯を炊き続けお風呂を沸かし続ける事となってしまいましたが女将さんが言うには只々夢中で「当たり前の事をしただけ!」と言っていましたが中々出来る事ではありません。お米や灯油も無くなり

大変でしたが皆に助けてもらって何とか2か月半程避難者を守る事が出来ましたと言って

いましたが指定の避難所でもなく公共の補助も無い中良く頑張り続けたと思い頭の下がる思いでした。